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皇室関係の報道を集めて紹介しています。女性宮家に反対、男系男子継承絶対の立場です。

<週刊朝日>これからの皇室について、歴史認識、女性宮家、政府との関係など

週刊朝日>これからの皇室について、歴史認識女性宮家、政府との関係など

 

 週刊朝日元朝日新聞記者の岩井克己氏とノンフィクション作家の保阪正康氏の対談が載ってました。

朝日系といえば、以前女性セブンが「秋篠宮家 大手メディアへの「情報流出」の裏側と意図」と題して、秋篠宮家の中の人から直接のインタビューでもしていない限り書けない内容を書くメディアとして紹介されていたところです。

具体的に名前が上がったのが、「週刊朝日」「AREA」。

逆に、女性セブンはそういうことを書くだけあって、秋篠宮家には厳しい論調が多く、逆に東宮家には優しい印象です。

今回は、「新天皇の7つの壁」というテーマで、次期天皇歴史観雅子さまの祭祀欠席、女性宮家について、などが語られているのですが、特に眞子さまについての岩井克己氏の話しは、かなり秋篠宮さまの本音を表しているのではないでしょうか。

 

 

週刊朝日 2019年1月15日号
天皇の7つの壁

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対談の中で出てくる会話の重要だと思うところだけ取り出しています。

簡潔にする為に話し言葉のニュアンスは消し、前後も省略していますので、正確な内容は週刊朝日の本文で確認してください。

 

一部、配信されました。

続く皇室からの発信 雅子さまに触れなかった意図は?〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

 

「悠仁さまは2回、いまの天皇を救った」元朝日新聞編集委員が思う理由〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

 

秋篠宮様大嘗祭発言=あれは深謀遠慮

「長官は聞く耳を持たなかった」

秋篠宮様発言に込められた深謀遠慮

 

保坂氏、

秋篠宮さまの大嘗祭発言は意図して切り出しており、三者会談で(両陛下、皇太子さまとも)事前によく意思を確認していた印象がする。

 

岩井氏、

大嘗祭への国費支出は大阪高裁も「違憲の疑いは一概には否定できない」と指摘していて、秋篠宮様の発言は皇室内でもこうした意見があるのだと記録にとどめておこうという意味の発信。

大嘗祭に反対というわけではない。

兄の即位儀式に波風を立てたいのではない。

政教分離のけじめをつけたいという宣言。

 

 

宮内庁長官に「聞く耳を持たなかった」と言ったのは秋篠宮流深謀遠慮。

 岩井氏、

 早々に「前例踏襲」の方針を固めていた官邸に、山本長官がのっぴきならない立場に立たされないよう、あえて「長官にスルーされた」と発信し、山本長官が「申し訳なかった」と応じ、官邸と皇室との「平行線」を印象づけたのだと思う。 

 

東宮の機能不全、責任ある説明を丁寧に重ね国民に理解を求めないといけない

天皇誕生日涙の会見で皇太子妃に触れなかった理由

明確化したい雅子さまの皇室行事参加ルール

 

保阪、

天皇陛下は誕生日のメッセージの終わりに、新しい皇室について

天皇となる皇太子とそれを支える秋篠宮はともに多くの経験を積み重ねてきており、皇室の伝統を引き継ぎながら、日々変わりゆく社会に応じつつ道を歩んでいくことと思います」

と皇太子さまと秋篠宮さまを出す一方で、皇太子妃である雅子さまについては、触れていなかった。

 

岩井、

伴侶の皇后について大きな支えであったと万感こもる感謝の言葉を出しているのに(雅子妃には触れていない)。

触れると本人たちの負担になると、そう解釈するしかない。

 

保阪、

代替わりの後、雅子さまはどうなるのか。

宮中祭祀には、ほとんど出席されていない。

祭祀は、合理性や理屈では成立しない、近代知識で納得することが難しい面がある。

が、雅子さまは皇室の伝統や勤めに対して「どうして、こうする必要があるのか」と、頭で考えるタイプ。

 

岩井、

雅子妃殿下は、全国赤十字大会や「みどりの愛護」のつどいにもお出になったし、15年ぶりに園遊会も最後まで出席なさったと報じられている。

が、皇太子さまお一人のものも含めても、皇太子ご夫妻が地方や外国にお出かけになるのは、年間を通じて秋篠宮ご夫妻の半分ぐらい。

さほど改善されていない。

~~

祭祀に至っては、長期療養に入ってからの15年間で皇太子妃の出番は300回位あったはずが、出席はわずかに2回。

このままでは、皇后は出ないが皇嗣妃の紀子さまは出るという、深刻な問題が起きかねない。

 

東宮の機能不全が続いている状況について国民の理解を得ないままごまかして、代替わりへと進めば、平成初めの皇室バッシングのような批判が再び噴出しないとも限らない。

 

十分に承知した側近や宮内庁幹部が心してかかり、主治医に責任ある説明を丁寧に重ね理解を求めないといけない。

 

まず今年、代替わりの重要な儀式を乗り越えられるか。

 

皇后はあまり表に出ないというパターンを作るなら作るで、はっきりさせることが重要。

 

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お代替わりが近づくにつれ、雅子さまが順調に快復されているという記事が多くなり、祭祀欠席についてはあまり取り上げられなくなっていましたが、ここではかなり具体的に話されています。

祭祀をされない理由がご病気のせいなのか、それとも別の思想的なもののせいなのか、保阪氏が言うように雅子さまは「どうして、こうする必要があるのか」と頭で考えるタイプであるために必要性を感じないのかよくわかりませんが、宮内庁は今後どうするつもりなのでしょうか。

公務については、あまり表に出ない皇后であってもいいと個人的には思うのですが、祭祀だけはこのままなし崩しに欠席当たり前にならないでほしいです。

 

 

官邸と皇室の関係、象徴天皇制の運用について心配という岩井氏

政治家、役人に薄らぐ象徴天皇の役割の大切さ

 

官邸と皇室の関係の希薄化が気になる。

 

岩井、

今皇室と権力の均衡と調和が非常に危うくなっている。

退位に至るプロセスを見ても、象徴天皇というその姿、有りようについて天皇が問題提起したにもかかわらず、その議論がなされないまま、官邸主導で特例法という変則的な形で着地させてしまった。

 

代替わり儀式も同じ、面倒だから早々に前例踏襲を打ち出してしまう。

問題が積み残しにとなっているのに、議論をしましょうという機運もない。

 

保阪、

現行憲法を変えるならば天皇の位置付けについてももっと議論しなければならない、そこを抜きにしての憲法9条改正議論は歴史に対して無礼だと思っている。

 

岩井、

元号ひとつとっても改元のタイミングすら議論の内容も出さずに秘密裏に官邸主導で進めている。

将来の象徴天皇制の運用についても、極めて心配です。

 

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この件に関しては、皇室側も官邸を通さずいきなりリークという形で退位を実現させていますから、官邸にばかり非があるような書き方はどうかと思います。

恒久的に退位ができるよう典範改正を望んでいた天皇に対し、特例法で一代限りにしたかった官邸、こういう意見が分かれる時、官邸主導が当然だと思うか、なんでも天皇の意向を組むのか、どちらが正しいのでしょうか。

 

 

皇室における、戦争と歴史認識の継承

<新天皇に自らの言葉で語ってほしい昭和天皇のこと、今上天皇のこと>

 

岩井、

先ほど陛下のお言葉について、「正しい歴史」の話が出ましたが、新しい皇室における、戦争と歴史認識の継承はどうなっていくのでしょうか。

戦没者追悼式は、あと20年、30年後にはどうなっていくのか。沖縄、広島、長崎への慰霊を皇室としてはどう継承するのか。

59歳で天皇に即位する皇太子様に、昭和史について昭和天皇今上天皇の歩みについてどう踏まえてきているのかを尋ねてみたい。

 

岩井、

皇太子様の肉声がまだ十分に聞こえてきたという気がしない。次代の天皇として歴史や昭和と平成の天皇の位置付けを考え、受け継いでいくのか、ぜひご自身のことばで語っていただきたい。

 

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元朝日新聞の記者である岩井氏がどのような歴史認識を皇室に継承してもらいたいのか見当がついてしまうわけですが、朝日の喜ぶような歴史認識は日本にとっては不幸なわけで、そこをどう調整するのか。

安倍首相が戦後レジームからの脱却をいい、新しい安倍談話を発表すると言った途端、天皇が「ここに過去を顧み、深い反省とともに、・・」という言葉で国民を敗戦国日本に引き戻す、総理が改憲を訴えると、天皇が護憲を口にされる。

そういう政府と天皇・皇室の対立になる時、どう考え対応するのか、象徴天皇の役割とは何かが実は曖昧のままなのかもしれません。

 

眞子さまと小室さんについて、女性宮家の議論はこの件に絡めるな

 

◾️眞子さま婚約の行方に影響される女性宮家議論

眞子さまと小室さんの婚約について

  

岩井、

週刊誌も小室さん側が抱えている問題について事実無根のバッシングをやっているわけではない。

 

保阪、

小室氏の親も問題だし、400万円の関わりが問題なんだ。本質的な問題がある感じがする。国民から見れば、あの人がいずれ天皇の兄上になるのかという納得しがたい感情が悠仁さまの時に付きまとうのではないかと懸念します。

 

岩井、

秋篠宮ご夫妻は問題に向き合い、けじめをつけようとしている。

それなのに「秋篠宮家はだめだ」という議論すら出始めているようで、この処理は大変だなと思う。

 

岩井、

しかし、戦前の皇族、華族といった上流階級の方達の一部の行状を鑑みれば、さほどびっくりしないですよね。

 

岩井、

ご本人たちが一緒になりたいならばいいじゃないですか。

その代わり婚嫁後の品位保持の為の1億5千万円が、小室家の借金返済に回らない保障はあるのか、国民は納得するのかという問題はある。

 

保阪、

かつて、皇室も旧華族も一皮むけば、いろんなことがあまたありましたから。

 

岩井、

秋篠宮様眞子さまに任せて見守るしかないのかなという気もします。

 

保阪、

小室氏が眞子さまを幸せにするというのならばいいけれど、彼のことばには魂が入っていない感じがしますけど。

 

岩井、

小室家側がこれからの身の振り方、処し方をどうするか。それ次第だと思います。

できることなら代替わり前、遅くとも来年の立皇嗣の礼までには、決着をつけなければいけない。

 

保阪、

大島理森衆院議長が、講演で女性宮家の創設の是非を含む安定的な皇位継承策について語り「19年の秋以降に本格的な検討に入るよう議論を促した」と報道されていましたね

 

岩井、

女性宮家の筆頭に想定されていたのは眞子さまだったわけですが、この問題が女性宮家の議論に絡められるのは決していいことではないと思います。

 

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岩井氏の意見は秋篠宮さまの意見を反映していると思って読んでみると、

 

週刊誌も小室さん側が抱えている問題について事実無根のバッシングをやっているわけではない

=週刊誌報道は肯定している。

 

秋篠宮ご夫妻は問題に向き合い、けじめをつけようとしている

=アクションを起こさない小室さんの方に問題がある。

 

秋篠宮様眞子さまに任せて見守るしかないのかなという気も

秋篠宮様眞子さまを説得できない。眞子さまに任せる方針である。

 

・小室家側がこれからの身の振り方、処し方をどうするか。それ次第

=小室さんが説明して国民を納得させられるか、それ次第だと考えている。

 

・代替わり前、遅くとも来年の立皇嗣の礼までには、決着をつけなければ

=「遅くとも」の立皇嗣の礼は2020年4月19日、まだあと1年以上もあります。つまり、それくらいの長いスパンで秋篠宮様はこの延期を考えているということ。

 

 

女性宮家の検討は大嘗祭(2019年11月14.15日)の後からと言われていますから、2020年4月なら間に合いそうです。

 

もうひとつ、岩井氏の

“戦前の皇族、華族といった上流階級の方達の一部の行状を鑑みれば、さほどびっくりしないですよね。”

のセリフも、秋篠宮さまがなんとしてでも眞子さまと小室さんを結婚させないつもりでいるのなら、出ない言葉だと思うのです。

 

天皇に求める歴史認識とは?

<過去の歴史の重みはどのように引き継がれるのか>

 岩井、

〜〜

こういう言い方をする人もいる。

「今の天皇はトランジットエンペラーだから昭和の負の遺産清算するんだ。そして次の世代は明るい屈託のない皇室であってほしい」と。

ですが、そんな軽いものではなく、過去にこんな重いことがあったのだ、という事実を引き継がなければ皇室は成り立たない。そんな思いもあります。

〜〜

 

保阪

孫に引き継ぐべきかという問題について僕は・・・。そういえば、ある研究者が秋篠宮家の悠仁さまに歴史について教えたことがあると聞きました。

6年生だけど、ものすごく勉強しているそうです。悠仁さまは「どうして日本に原爆が落ちたのか」「どうして戦争になったのか」といくつも質問をしてきて、その研究者はその経緯を優しく説明したそうです。秋篠宮様は、「統帥権」問題などについても質問し、紀子さまはそばでメモを取るなど、親子で一生懸命勉強している様子が伺えたようです。

 

ある研究者とは誰でしょうか。

悠仁さまが日本が全て悪かったとする歴史、自虐史観をたっぷり植えつけられているのではないかという気がして心配です。

  

 上の、<新天皇に自らの言葉で語ってほしい昭和天皇のこと、今上天皇のこと>の所でも取り上げていますが、天皇歴史認識についてはかなり気にしている様子です。

この後も回りくどい言い方で話しが続くのですが、結局は新天皇にも過去の戦争の重み(反省)を持ち続けるべきだと言っているように聞こえます。

 

 

岩井、

悠仁さまは2回、今の天皇を救ったと、僕は思っている。

一つは、小泉内閣で女性・女系天皇論議が国論分裂に至ったタイミングで生まれた時。

 

保阪、

悠仁さまが誕生したとたん、国を二分した議論は、ピタリと治まった。見事なほどでしたね。

 

岩井、

2回目は、葉山の御用邸で陛下が孫の悠仁さまを和船に乗せていた時です。

昭和天皇の和船に載せて、一生懸命漕いで発作が起きたことで心臓病が明らかになり、冠動脈バイパス手術で乗り切れた。そしてここまで、頑張れたのだと思う。

 

ーーー

1回目の悠仁さまの誕生の時、小泉総理の女性天皇女系天皇の議論はすぐに止まりました。皇統断絶の危機が回避された瞬間でした。

2回目については知らなかったのですが、和船に悠仁さまを乗せられた後に陛下の病気がわかる、このようなこともあったのですね。

 

 

降嫁された元皇族が実質皇族として振舞っている

 さて、なんだかんだと言いながら、いつの間にか降嫁して一般人になったはずの絢子さん・守谷慧さんが昨年の新嘗祭に参加されていたり、園遊会にもご出席、コメント欄で教えていただきましたが、1月7日の昭和天皇30年式典にも参列されていたようです。

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昭和天皇の陵墓を参拝 天皇陛下 即位30年(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース

皇族寄りの記者からは指摘されませんが、敗戦と同時に皇籍離脱した旧皇族は存在がなかったかのように排除される一方で、絢子さん、守谷さんは元皇族として祭祀や式典に普通に参加しているのはどうしてなのでしょうか。

皇族の時に受けた名誉総裁職を降嫁後も引き継げるようになったのも、議論があっての上なのかどうなのか、いきなり決まり、いきなり発表でした。

天皇皇后がイエスといえばなんでも叶い、お声がけ一つで慣例が破られているのだとしたら・・・。

岩井氏は「今皇室と権力の均衡と調和が非常に危うくなっている。」と言い、権力=官邸としてその暴走を心配しているようなのですが、どちらかというと皇室の方が政府、官邸を通り越して、希望を叶えようとしているではないでしょうか。

この調子で、元皇族女性の伴侶が皇室の儀式や式典に参加されていくようになると、守谷さんはすでに皇族のようで、女性宮家の法案が出来上がる前に実態ができ(本当は女性宮家内親王に限るはずなのですが)、後は現実に合わせた法案を書くだけになってしまうような気がします。