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戦前戦後の憲法で天皇の法的権限はほぼ変わっていない[竹田恒泰さんの話し]

戦前戦後の憲法天皇の法的権限はほぼ変わっていない[竹田恒泰さんの話]

 竹田恒泰さんが「GHQの押し付け」と言われる現在の日本国憲法についてお話しをしています。

日本国憲法がどのように成立したのかを見てみると面白いものが見えてくる。>

敗戦後、憲法はどのように作られ、天皇の法的権限はどう変わったのか。

実はほぼ変わっていない。そのカラクリを説明しています。

 ただ、この話には強いところが抜けていると思う。その心配はさいごに書きました。

現在の日本国憲法GHQからの押し付けと言われているが..


【DHC】4/26(木) 有本香×竹田恒泰×居島一平【虎ノ門ニュース】

 1:10:20〜あたりから。

 

簡単に書き下ろし

「押しつけ憲法」というテーマで。

今の憲法についてのアンケート

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92.6%押しつけだと思っている。

 

GHQに押しつけられ、不当なものだと言われいるので、そんなものは叩き潰せという結論に繋がりやすい。

竹田先生は憲法が専門領域。

そこで、日本国憲法がどのように成立したのかを見てみると面白いものが見えてくる。

ポスダム宣言を受諾して、日本側は憲法は変えなくていいと思っていた。

が、アメリカ側は当然憲法を変える気。

憲法を変えろと、マッカーサーから近衛文麿総理にそう伝えられた。メモに残っている。

日本側は松本草案を作ったが、その内容をアメリカはダメだと言った。

アメリカ本国からのGHQに出されている日本の統治方針「スウィンク228」というものがある。

本国からの日本の統治方針。

これに基づいてGHQがやらなければいけない法的拘束がある。

それによれば、

「あくまでも日本人に自主的に憲法改正をさせるべき」だと書かれている。

 

マッカーサー天皇陛下を残さなければいけないと思っていた。

そう思うに至った、昭和天皇の言葉。

『私一人だけを処刑してほしい。将兵や住民は私の命令に従っただけで悪くない。私だけを処刑してほしい』と言った。

マッカーサーはその言葉に感動してしまう。その感動を日記に書き記している。

マッカーサー天皇の言葉で悟る。日本人がなぜ硫黄島であれだけ戦ったのか、なぜ特攻が行われたのか、この人たち(日本人)は家族なんだとわかってしまった。日本人とは一つの家族なんだと。

 

マッカーサーがそのあと、アメリカ陸軍省へ電報を送っている。天皇を残さなければいけないと言っている。

天皇を告発すれば、日本国民の間に想像もつかないほどの動揺が引き起こされる、その結果もたらされる事態を沈めるのは不可能。

天皇を葬れば日本国家は分解する。

連合国が天皇を裁判にかければ、日本人の憎悪と憤激は未来永劫続く。

復讐のための復讐は、未来永劫続くであろう。

その悪循環は何世紀に渡って途切れることなく続く。

政府の諸機構は崩壊し、文化活動は停止し、混沌無秩序はさらに悪化し、山岳地域や地方でゲリラ戦が発生する。

私の考えるところ、近代的な民主主義を導入する希望は消え去り、引き裂かれた国民の中から共産主義路線に沿った強固な政府が生まれるだろう。そのような事態が勃発した場合、最低100万人の軍隊が必要であり、軍隊は永久的に駐留し続けなければならない。

 

このように言っているわけですね。すごい言葉ですよ。

 

もし天皇を葬ったら、復讐のための復讐の戦いが向こう数世紀に渡って途切れることなく続くと書いている。十字軍の遠征みたいな話で、絶対それだけはするなと言っている。

 

アメリカでは、三省合同会議が開かれて、早い段階で昭和21年1月の段階で、天皇を残すということを決定する。

ところがその時、極東委員会を作る話になってきていていた。

極東委員会が活動を開始すると、当然カナダとか、イギリス、オランダ、オーストラリアという国が入ってきて、おそらく天皇なくせと言う話になるはず。

そこで、極東委員会が活動を開始する前に、が天皇を残す憲法を先にGHQが原案を書くことになる。

もし、GHQがあの時にさきに憲法を起草していなければ、皇室がなくなっていたかもしれない。

素人が書いたと言われているが、軍服を着た法務官ですから、それこそハーバードロースクール出て、どっかの検事をやったりとかした人ですから、ずぶの素人でもない。

 

問題はそこからさき。日本人がかなり巻き返している。GHQにもらった憲法をそのまま書いているわけではない。

戦後の次の戦いが始まっている。

翻訳の段階で、この文言はまずいと思ったところに政府案を作る。

全然違う意味になっちゃった文言もあるのに、GHQには『同じ意味です』とか言いながら、『趣旨は変わっていません』とか騙しながら、そうGHQに説明して、日本の政府案を入れている。

憲法を作るにあたって、終戦後の第二の戦いが始まっていた。一歩間違えると国体が変わってしまうから。

 

政府案が枢密院でまた修正され、帝国議会にまた議論される。

衆議院でまた修正が入る、で、貴族院におくられ、でまた修正が入る。

その間に総選挙も経ている。貴族院で修正が入って、衆議院に戻され、貴族院の審議録がある。

一冊900ページとかある分厚いのが4巻。

一条づつ、膨大な審議をしている。

ケンケンガクガクの審議を経て作った日本人が決めた憲法を最後にGHQにみせたが一つも修正を入れなかった。

だから確かにきっかけは押し付けられたものではあるんですが、そうとう審議をやっている。

一つの例として、憲法第1条はどうなっているか。

実際に決まったものは、

天皇は日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴であって、日本国民の総意に基づく』ーこれが現行の第1条。

 

マッカーサー草案の日本語訳は、

『皇帝は国家の象徴にして、また人民の統一の象徴たるべし。』

彼はその地位を人民の主権意識から受け、これを他のいかなる源泉よりも受けずとなっていた。「他のいかなる源泉よりも受けず」を切った。

象徴たるべしになった。「思考の総意」ではなく「国民の総意」という風に変えられた。

大きく変わっているようで変わってない。

一番変わっているように見えて変わっていないのは天皇なんですよ。

どういう風になっているか

帝国憲法では、全部天皇の手の中にあることになっているが、戦後日本国憲法は象徴と書いてある。

帝国憲法の運用体制を見ると、(天皇に権力が集中しているようで)行政は必ず国務大臣を通してください、(法律に関することは)法務大臣を通してください、陸海空の統帥については統帥部長がやりますから天皇はされちゃダメと書かれている。結局何もない。

ところが、今の日本国憲法の場合は国政に関する権能を有しないと言っておきながら、舌の根も乾かないうちに「内閣総理大臣を拝命してください」とか、「国会は招集してください」とか書いてあるんです。

結局天皇の権能って、戦前と戦後でよく見ると一緒なんです。だから天皇の権限がなくなりました、空っぽですとGHQを騙して、変わったと騙して、実は何も変わってなかった。

変わったとGHQの手前言ってて、実は何も変わってない、国体を守りきっている。

 

相当の時間と予算と頭脳を費やして国体を守りきっている。

 

もちろん、日本国憲法にはおかしいところもある。9条とかおかしい、前文もおかしい。

でも、天皇の法的権限はほぼ変わらないまま残っている。

日本国憲法は帝国憲法から引き継いだ素晴らしい部分もある。

押し付け憲法というとすべてゴミのようになってしまうけれど、押し付けられたといいながら、押し付けられたことにして、もしこれ飲まないなら3つ目のピカドン食らうかと言われながら必死になって死守した部分もある。

全部が押し付けと言われると、そうではないこともある。

 

司会男性)GHQが拙速に作ったと言われるけれど、結局極東委員会の魔の手から皇室を救うために、国体を作るために、やらざるをおえない措置っていう側面は絶対にあった。

 

竹田さん)マッカーサーを美化するわけではなく、あの人は天使と悪魔の面がある。

日本人の一番求めていたのは国体を護ること、皇室を残すこと。

マッカーサーも1天皇を残せ、2に軍隊を持たせるな、3.戦争を放棄されられ、4.交戦権も認めさせない、5.貴族階級をなくす。

1番目だけ残せば天使。

2番目以降は日本人を70年以上にわたって縛り付けた条文。

マッカーサーの悪の面ばかりを言われるが、最も日本人が残して欲しかったところ皇室、国体は残した。

全部をゴミと思わず、何を守り、何を変えるかの視点で考えてほしい。

 

アメリカの狡猾さ。

素人がチャチャッと書いた憲法と思っていたので、これだけの時間と日本政府側のチェックがあったということは初めて知りました。

ただ、皇室を残し、天皇を中心とした日本の国体は残せたことは良かったですが、だからと言ってけっしてアメリカ良い国というわけではないです。

アメリカは戦後徹底した言論統制、すべて日本が悪かった自虐史観教育や日本人の団結の元である大家族の解体、政治に興味を持たないようにと3S(スポーツ、スクリーン、SEX)で、日本の精神性を下げる方策なども取り入れています。

中国や韓国、朝鮮の反日にもアメリカの工作が入っています。

 

アメリカから独立できていない日本の憲法改正

よく考えてみると、天皇陛下はいらっしゃるのに、国がない、そういう日本になっていないでしょうか。

 

最近になって憲法改正に進んでいますが、自衛隊がアメリカの下請軍隊にならないように気をつけて見ていかなければと思っています。

同じようなことを感じているつぶやき集めてみました。